聖護院 秋の特別公開、【葛城今昔―守り続けた祈りの場―】展
通常非公開である境内宸殿には狩野山雪の子である狩野永納と、狩野探幽の養子である狩野益信による金碧障壁画120余面が納められており、大玄関から上段の間まで続く金碧障壁画には花鳥や中国の賢人、故事に由来する数々の物語や雄大な自然が、緑青や朱を使った迫力溢れるものから、墨を主として描いた落ち着きのあるものまで幅広く描かれています。仮皇居にもなった格式高い宮門跡ならではの貴重な文化財です。そして今回開催される【葛城今昔―守り続けた祈りの場―】展では、江戸時代に聖護院宮が朝廷・幕府の両方から依頼を受け、天下泰平の祈祷を行った資料や、紀州徳川家より奉納された「くじら船」模型、江戸時代のガイドブックとして出版された『葛嶺雑記』の版木を公開いたします。この書物には、当時多くが所在不明になっていた二十八の経塚の場所についても実地調査を行い、所在地を確定させた経緯に加え、行き方などについても詳細に記されており、当時の状況を知る貴重な資料となっています。聖護院には版木全てが現存しており、この度、この版木を元に新たに木版印刷を行いました。現代の技術で刷られたものと当時のものを見比べてみるのも一興かもしれません。※内容が変更になる場合があります

会場
本山修験宗総本山 聖護院門跡
日程
2025年10月11日(土)〜12月7日(日)期間の内、金・土・日・祝日、10月21日(火)〜23日(木) 10:00〜16:00受付終了
住所
京都市左京区聖護院中町15
料金
大人800円 中高校生・大学生600円 小学生以下無料(保護者同伴) ※団体15名以上は700円(旅行会社様 団体料金でのクーポン適用不可) ※10名以上の団体様は事前予約をお願いいたします。
問い合わせ
本山修験宗総本山 聖護院門跡: TEL  (予約先、団体・旅行会社の方、取材のお申込みは京都春秋まで FAX )
交通機関
●京都駅から地下鉄と市バス 地下鉄烏丸線京都駅から国際会館行き→丸太町駅下車 バス停烏丸丸太町から市バス65・93・202・204系統 ?熊野神社前下車徒歩約5分【目安25分】 ●京都駅烏丸口から市バス 京都駅前D2のりばから市バス206系統 祇園・北大路バスターミナル行き ?熊野神社前下車徒歩約5分【目安時間35分】
HP
https://www.digistyle-kyoto.com/event/51268

情報提供: DigiStyle京都

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